京都大学教育学研究科の研究グループは、
初産で生後 7〜12 ヶ月児を育児中の母親と、
出産・育児経験のない同年代の成人女性を対象に、
乳児および成人の表情から感情を知覚し、
読み取る能力にどの程度の個人差がみられるか
を検証したそうです。
研究に際しては、無表情から 「悲しい」、
あるいは 「嬉しい」表情にいたるまでの過程を
10 段階で変化する画像を、乳児と大人の両方の表情で作成。
この画像を使って、
(1)表情が感情を表出していると感じられたか
(2)その場合、どのような感情であったか(悲しい/嬉しい)
を判定してもらったそうです。
さらに、実験に際しては、個人特性との関連を
調べるため、不安傾向を評価する
「StateTrait Anxiety Inventory(STAI)日本語版」
の尺度を利用した質問紙に回答してもらったそう。
出産・育児経験の有無、さらに不安傾向によって
表情の読み取りどのような違いが
見られたでしょうか。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
情報源: 【プレスリリース】子育て経験により相手の感情の読み取りが敏感になることを解明 -産後うつや育児ストレスの本質的理解と解決に向けて- | 日本の研究.com
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