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「モラルには地域差がある」ということが自動運転カーの倫理的ジレンマ判定ツールによる調査結果から判明|GIGAZINE


自動運転カーによる実験走行が行われています。
例えば、過疎の地域などの有効な交通手段のひとつとして
有力視されるなど、注目が集まっています。

自動運転カーが歩行者をひきそうになった場合、
乗員の命を優先してそのまま歩行者にぶつかるように
プログラムするべきなのか、
それとも歩行者の命を優先して乗員を危険にさらしてでも
無理な回避を取るようにプログラムするのかということは、
モラルに基づいたプログラミングの問題として
重要な検討事項です。

マサチューセッツ工科大学の研究チームは、
「モラル・マシン」という仮想の事故に直面した際に
どのような決断を下すのかを調べるツールを用い、
世界中の人々がどのような倫理意識を持っているのかを調査。

収集したデータは、世界223カ国の人々、
合計4000万ものデータ数となったそうです。

研究チームが少なくとも100人以上の回答者が得られた
130カ国の回答データを分析すると、
「国によってモラルの判断基準に違いがある」
という事実が浮かび上がったとのこと。

どのような違いが見られたのでしょうか。
そして、その違いはどのような問題を提示しているのでしょうか。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

 


by rawpixel.com
自動運転カーが実用化されると人為的な操作ミスによる事故が減るため、結果的に自動車事故は減少するといわれています。その一方で自動運転カーを持ってしても回避不可能な事故が発生することは避けられず、そのような事故に直面した場合、「自動運転カーは乗員の命か歩行者の命、どちらを優先すべきなのか?」という倫理的な問題が浮上します。そんな倫理的ジレンマに対する考えを世界規模で調査した結果、「世界共通のモラルというものはなく、モラルの方向性には地域差が出る」ことが明らかになりました。

情報源: 「モラルには地域差がある」ということが自動運転カーの倫理的ジレンマ判定ツールによる調査結果から判明


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