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人には不要だとされている内臓がパーキンソン病の発症に大きく関わっていることが判明|GIGAZINE

皆さんの中に、盲腸の手術をしたことがある方も
いらっしゃるかもしれません。
盲腸は急性虫垂炎のことで、
炎症を起こした虫垂は切除されることが多いのですが、
その虫垂には、免疫学的な役割があることも
研究で解明されつつあります。

無用の長物と考えられていた虫垂の免疫学的意義を解明~炎症性腸疾患の制御に繋がる新たな分子機構~|大阪大学(2014年4月10日)
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20140410/index.html

一方、パーキンソン病は、神経伝達物質である
ドーパミンが脳内で分泌されなくなることによって、
運動の調節がうまくいかなくなることで、
体の動きに障害があらわれる病気です。

パーキンソン病|難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/entry/314

そんな虫垂とパーキンソン病との関係についての
関係を調査した研究をご紹介します。

ヴァン・アンデル研究所(VARI)は、
スウェーデンの100万人以上の健康記録を分析し、
虫垂炎などによって虫垂を切除した人の
パーキンソン病発症リスクについて
調査しました。

その結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。


大腸の端に位置する「虫垂」は、現代のヒトが生きる上で特に必要不可欠な器官とは考えられておらず、虫垂内で何らかの理由で細菌が繁殖して虫垂炎を引き起こすと、重症化する前に切除されることもあります。そんな虫垂がパーキンソン病の発症率に大きく関わっているという研究結果を、ヴァン・アンデル研究所(VARI)が報告しています。

情報源: 人には不要だとされている内臓がパーキンソン病の発症に大きく関わっていることが判明

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