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学費として支払う金額のほかに、
大学初年度~2年目くらい は書籍代が相当な金額かかっていました。
多めに設置したはずの本棚はあっという間にすべて埋まり、さらには溢れだす始末。
仕事と学業の両立において、図書館に行ってゆっくり本を読むというのはなかなか至難の業。
そもそも大学の図書館の開館時間内には、図書館にはたどり着けない。
そんなに早く帰れない。
土日は受講で出られない。
ないないづくしの日々。
たまる書籍も致し方ない部分もあります。
それが、それこそが社会人が学習するということなのかもしれない(自虐的)。
しかし、3年目くらいから、いろいろな図書館を活用することで、
購入する書籍をいくぶん減らすことができたように思います。
そこで、私が図書館を利用した方法をお伝えしていこうと思います。
今回はPart1として、図書館のブックマークについて、
そして在庫があるかどうかを確認する方法についてご案内します。
図書館をブックマークしよう
皆さんがいつも利用しているブラウザに、図書館をブックマークしましょう。
ブックマークするのにお勧めする図書館は、以下のとおりです。
(1) 所属している教育機関の図書館をブックマークしよう
所属している大学などの教育機関にある図書館のブックマークは必須です!
蔵書だけでなく、論文などの文献も検索はもちろん、
様々なデータベースや記事検索などが可能な仕組みが
ある場合が多いので、とにかく便利です。
教育機関どうしで連携していて書籍を閲覧したり
借りたりすることができる場合もあります。
(2) 自宅の近くと職場の近くの図書館をブックマークしよう
以下のウェブサイトを利用して、自宅の近くと職場の近くの
図書館をブックマークしておきましょう。
公共図書館検索
https://www.jla.or.jp/link/link/tabid/172/Default.aspx
自宅近くの徒歩で行ける図書館と、
職場近く(職場の住所と同一区内)の図書館は
時間がある時に利用手続きをしておくとすぐに利用できるだけでなく、
多くの図書館ではウェブサイトによる予約や貸し出し管理ができる
サービスも用意されているのでとても便利です。
(3) 都道府県の図書館をブックマークしよう
この前の項目(2)では自宅や職場の近くにある、
本を借りに行ける図書館をブックマークしました。
さらに、もう少し範囲を広げて、都道府県の図書館や
専門分野の図書館もブックマークすることをおすすめします。
例えば、私の勤務地は東京都豊島区南池袋にあります。
(2)では、豊島区立図書館(豊島区が運営)のホームページをブックマークしました。
(3)では、東京都立図書館(東京都が運営)のホームページをブックマークします。
都道府県の図書館によっては貸し出しを行っている場合もありますが、
東京都立図書館は貸し出しを行っていません。
その代りに館内でのコピーサービスや、郵送複写サービスを行っています。
ブックマークした都道府県の利用案内で条件を確認しておくとよいでしょう。
東京都立図書館を例にサービスの内容を説明してみましょう。
東京都立図書館の利用登録は誰でも行えます。
利用登録を行うと、以下のサービス利用が可能です。
・ネット予約:都立図書館内で閲覧したい資料をオンラインで予約し、取り置くことができる
・Eメールレファレンス:レファレンスサービスをオンラインで申込み、回答をメールで受け取り可能
(原則として「都内在住」または「都内在勤」の個人の方のみ対応。一部例外あり。)
・新着情報配信サービス:図書、雑誌、雑誌記事について、関心のあるキーワードや著者を登録した場合に、都立図書館の新着資料のうち一致するものをEメールで連絡してくれるサービス
さらに、東京都内在住者のみに提供している「ポータルサービス」があります。
・ポータルサービス(都内在住者のみ):館内で閲覧するための資料の予約(取り置き)や、調査相談、新着情報の配信など、調べものや情報収集に役立つサービスを、ご自宅などからオンラインで行うことができるウェブサービス
東京都立図書館については、以下の公式ページでご確認ください。
(参考)東京都立図書館
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/

(4)専門分野の図書館をブックマークしよう
専門図書館については、以下のWikipediaが参考になります。
専門図書館(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/専門図書館
※参考
より多くの専門図書館を探したい場合は、
専門図書館協議会が3年毎に『専門情報機関総覧』を刊行していますので、それで調べることができます。
2017年3月現在の最新刊は、「専門情報機関総覧2015」です。
専門情報機関総覧|専門図書館協議会
https://jsla.or.jp/publication/conspectus-2018/
(5) 国立国会図書館をブックマークしよう
国立国会図書館は、蔵書の貸し出しは行っていませんが、
複写の申し込みが可能で郵送してもらうことができるサービスがあります。
国立国会図書館の利用方法については、今後記事で投稿する予定です。
国立国会図書館
https://www.ndl.go.jp/
最寄りの図書館に在庫があるか確認しよう
「(2)自宅の近くと職場の近くの図書館をブックマークしよう」で、
自宅と職場の最寄りの図書館をブックマークする方法を説明しました。
必要とする本が図書館にあるかどうかを確認するための
便利なウェブサイトとツールをご紹介します。
●カーリル
カーリルは全国6,000以上の図書館から、
リアルタイムの貸出状況を検索できるサービスです。
このウェブサイトはとても便利なのでブックマークをおすすめします。
以前から使っていますが、どんどんリニューアルされて使いやすさがよくなっています。

お気に入り図書館を登録しておくと、検索した書籍の在庫が図書館にあるかどうかがわかります。
予約リンクやAmazonリンクなども用意されています。
新規登録しなくても、お気に入り図書館の登録は可能です。
お気に入り図書館に設定できる図書館は、市町村と大学などをあわせて10件までです。
Twitter、Facebook、GoogleなどのSNSや
DoCoMo、mixi、Yahoo!のアカウントで登録して利用することもできます。
カーリルに登録してログインすると以下のサービスを利用することができます。
・お気に入りの図書館の設定を保存して、いつでも呼び出し
・読みたい本をリストに印刷、図書館へでかけよう
・読んだ本をすすめる
●Google Chromeの拡張機能「その本、図書館にあります」
※このサービスは、Google Chromeブラウザのみで利用可能
その本、図書館にあります(Google Chrome拡張機能)

この拡張機能を作成された方のページはこちらです。
導入方法や表示の味方についても丁寧に説明されています。
書籍代を大幅削減「その本、図書館にあります。」(着ぐるみ追い剥ぎペンギン)
https://www.kigurumi.asia/imake/1369/
この拡張機能を入れると、Amazonで本を検索したときに、
登録した図書館に在庫があるかどうかが表示されます。
登録できる図書館は2か所です。
「(2)自宅の近くと職場の近くの図書館をブックマークしよう」で登録した、
自宅と職場に近い図書館を登録しておくと便利です。
私は必要な書籍を探すときに、
手元に残す本(研究などで継続的に使用するため保管する必要がある本)
以外については、まずはこの「その本、図書館にあります」の拡張機能を利用していました。
その手順は、
(1)Amazonで検索して、この機能で近くに在庫があるか確認
(2)図書館に在庫がない場合はAmazonの中古本がないかどうか確認
(3)中古もない場合は購入
という流れです。
この方法を取り入れたことにより、
金銭的にも保管スペース的にもずいぶんと助かりました。
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