研究テーマを宇宙で実証　JAXAのイプシロンロケット4号機で打上げへ | 日本の研究.com

東京工業大学の２つの研究グループと、
JAXA（宇宙航空開発研究機構）は、
研究テーマの宇宙での実証を行う予定で、
イプシロンロケット4号機が
1月に打ち上げられる予定です。※１

このロケットは、
JAXAの革新的衛星技術実証プログラムによる
宇宙での実証の機会を提供するもので、
民間企業や大学などが開発した機器や部品、超小型衛星、
キューブサットなどが搭載される予定です。

東京工業大学の１つめの研究は、
谷津助教の実証テーマ
「深層学習を応用した革新的地球センサ・スタートラッカーの開発」
というものです。
深層学習の手法を画像認識に活用して、
衛星が撮影した画像から陸地パターンを識別することが
できるかどうかを検証します。
また、この仕組みのある部分は
民生品の低価格な部品で実現。
それが機能するかどうかも検証されます。

2つ目の研究は、超小型衛星であるキューブサット
OrigamiSat-1（オリガミサット・ワン）を用いた
「3Uキューブサットによる高機能展開膜構造物の宇宙実証」
というものです。
折り紙の技術を使った高機能展開膜構造物とは
どういうものなのでしょうか。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

なお、JAXA | 宇宙航空研究開発機構の
Youtubeチャンネルはこちらです。
革新的衛星技術実証1号機／イプシロンロケット4号機｜JAXA
http://fanfun.jaxa.jp/countdown/kakushin-epsilon4/index.html

※１
天候の悪化が予測されるため、打ち上げの延期が発表されました。
（当初1月17日を予定していましたが、1日順延になりました）
http://www.jaxa.jp/press/2019/01/20190115_epsilon4_j.html
打上げ予定日変更：平成31年1月18日（金）