日本の南岸を流れる黒潮。
豊富な海の幸をもたらす黒潮ですが、
1992年秋に始まった衛星による海面高度観測から、
黒潮続流が流路の安定した状態と
不安定な状態を交互にとることが明らかとなったそう。
この黒潮および黒潮続流の南の海域では、
冬季に海面から深さ数百mまでの水温や塩分などの
特性が一様な層「亜熱帯モード水」が形成されており、
この「亜熱帯モード水」がどのように黒潮の変化に
影響を与え、長期的にどのように変動するのか、
また海洋の化学成分にどのように影響するのかを
分析する研究が行われました。
東京大学、気象庁、気象研究所の共同研究グループは、
気象庁が西部北太平洋において長年実施してきた
船舶観測のデータから、過去40年間を分析。
その結果、ある周期で変動が起こっていることが
明らかとなったそうです。
東経137度線の長期観測が実現したからこそ
発見したという研究内容の詳細は、
リンク記事でご確認ください。
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