クラウドサービスとして、
初回にDropbox、2回目にGoogle Drive
について投稿しました。
今回は、AmazonのPrime(プライム)会員
(以降、プライム会員)が利用できる、
Amazon Driveについて説明します 。
(注意)Amazon Driveは2023年にサポート終了となります。(2022年11月16日に追記)
現在、Amazon Driveは写真とビデオを保存するAmazon Photosに変更になっています。
なお、2023年12月31日以降は、Amazon Driveに保存されているファイルは利用できなくなります。
また、Amazon Driveのサポート終了に伴い、2023年1月31日をもって、
Amazon Driveウェブサイトではファイルをアップロードできなくなります。
詳細は以下のサイトでご確認ください。
amazon drive よくある質問:Amazon ドライブ非推奨
https://www.amazon.co.jp/b?node=10579503051
Amazon Drive
https://www.amazon.co.jp/clouddrive/home
ちなみに、学生向けのサービスである、
Amazon Studentであれば、
年会費1,900円で今回説明するサービスを含む、
プライム会員の特典も利用できるので、よりお得感がありますね。
Amazon Studentについて
https://www.amazon.co.jp/gp/student/signup/info
Amazon Driveには、
・Unlimitedストレージ(有料)
・プライム・フォト(プライム会員が利用できる)
の二種類のサービスがあります。
Unlimitedストレージは、
年間13,800円で容量無制限に利用できるクラウドサービスです。
今回はこちらではなく、
Amazonプライム会員が無料で使える
プライム・フォトについて説明します。
無料で使える容量について
プライム会員の場合、
容量無制限の写真用ストレージ「プライム・フォト」が使えます。
これに加えて、写真以外のファイルの保存先として使用できるような
5GBの無料ストレージも使用できます。
つまり、写真や動画は無制限に保存が可能。
さらに、その他に保存できるストレージが5GBあるということです。
5GBは結構使える容量と言えるでしょう 。
ちなみに、他のクラウド サービス の無料版の初期容量は、
Dropboxが2GB、Google Driveが15GBとなっています。
クラウドストレージへのアクセス方法
Amazon Driveにアクセスするには3つの方法があります。
(1)ウェブサイトからアクセス
以下のURLから、Amazonのプライム会員のアカウントでログインすることで利用できます。
https://www.amazon.co.jp/clouddrive
(2) iOS デバイスまたは Android デバイスから、専用のアプリでアクセス
iPhoneやAndroid デバイスで撮影した画像をアップロードするときに使用します。
アップロードしてあるファイルを閲覧することもできます。
(3)デスクトップアプリからアクセス
デスクトップアプリでは、コンピューターからAmazon Driveにファイルを同期できます。
Amazon Drive用に設定されたフォルダーに投入するだけで、
複数のフォルダーや大容量のファイルをアップロードできます。
また、アップロード中のステータスをアプリ内で確認することができます。
実際に使ってみて、個人的にはファイル全体の管理を行う場合は、
(1) ウェブサイトからアクセス
という方法が使いやすいと思います。
先ほど説明した、
(1) ウェブサイトからアクセス
のURL (https://www.amazon.co.jp/clouddrive )を開き、
Amazon会員登録しているメールアドレスとパスワードでログインします。
そうすると、画面の左上にはこのようなメニューが並んでいます。
簡単にメニューの説明をします。
●私のAmazon Drive
利用状況を確認できる画面です。
[最近の写真とビデオ]には、
直近にアップロードした写真やビデオが画像で表示され、
[最近のファイル]では、
直近にアップロードした写真やビデオ以外のファイルがリストされて表示されます。
そこに並ぶファイル名をマウスオーバーすると、フォルダー内で開いたり、共有したりといった操作を行うことができます。
また、この画面の右上では、以下のようなストレージの利用状況を確認することができます。
●すべてのファイル
保存しているファイルやフォルダーを、Windowsのエクスプローラーのように見たり、取り扱ったりすることができます。
(移動、削除、共有、ダウンロード、名前の変更、新しいフォルダーの作成)
●写真&ビデオ
アップロードした写真やビデオを月別に表示したり、アルバムを作成したり、共有したりといった作業ができます。
Amazon Driveは、DropboxやGoogleDriveのような無料会員プランのようなものはありません。
プライム会員には無料で使えるプライム・フォトやクラウドストレージがありますが、それ以外は年額13,800円のプランしか選択肢がないという点では、全ての方にお勧めできるクラウドサービスとは言えません。
ただ、プライム会員ならば、容量無制限のフォトや動画の保存や管理はもちろん、5GBのストレージはかなり使えると思います。