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類人猿が他者の行動を予測するのに自己経験を用いることを発見 トリック目隠しと動物の認知|京都大学


人間には、他者の目的や意図など心の状態を読み、
社会生活に生かすことができるという能力が備わっています。
この能力のことを 「心の理論」と言うそうです。

では、この能力はヒト以外の動物にも備わっているのでしょうか。
そうした疑問に対してのひとつの答えとなる研究を
ご紹介します。

京都大学、セイント・アンドリュース大学の研究グループは、
類人猿に、見た目は同一で性質の異なる二つの衝立
(透けて見えないふつうの衝立と透けて見えるトリック衝立)
のどちらかを経験させた後で、あるストーリー動画を視聴させ、
アイトラッカーで記録。
そして、その衝立をした他者が、どのようにふるまうかを
予測させました。

結果はどうなったでしょうか?
実験で見せた動画についてや、その後の行動結果など
詳しくはリンク記事でご確認ください。


狩野文浩 高等研究院特定准教授、平田聡 野生動物研究センター教授、友永雅己 霊長類研究所教授、クリストファー・クルペンイェ 英国・セイント・アンドリュース大学研究員、ジョセップ・コール 同教授らの研究グループは、類人猿が他者の行動を予測するのに自己経験を用いることを発見しました。

情報源: 類人猿が他者の行動を予測するのに自己経験を用いることを発見 -トリック目隠しと動物の認知- — 京都大学


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