ある刺激に対して通常の感覚だけでなく、
異なる種類の感覚をも生じさせるという
一部の人にみられる特殊な知覚現象を
「共感覚」と言います。
アンドラでは、これまでに音と色の共感覚という
興味深い感覚についてご紹介してきました。
https://andla.jp/wp/?s=共感覚
今回は、文字と色の共感覚についての
研究をご紹介します。
立教大学と東京大学の研究グループは、
文字を見ると特定の色の印象を感じるという
認知特性である「色字共感覚」において、
新しい読みや意味を覚えたとき、
共感覚色も更新されるのかどうかを明らかにするため
実験を行いました。
実験では、日本語を母語とする大人の色字共感覚者に、
すでに知っている漢字について、その人が勉強したことのない
中国語での読みや意味を学習してもらい、
共感覚色に変化があるかどうかを調査。
その結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
立教大学現代心理学部の浅野倫子准教授と東京大学大学院人文社会系研究科の横澤一彦教授は、文字に特定の色を感じる「色字共感覚」において、文字に感じる色(共感覚色)は文字の読みや意味の情報と密接に結びつき、文字についての知識が変化すると「共感覚色」も更新されることを初めて明らかにした。
情報源: 文字に色を感じる「色字共感覚」は知識の変化で更新される | 大学ジャーナルオンライン
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