今年、日本を襲った台風19号では、日本各地で
河川の氾濫が発生し、浸水被害に見舞われました。
洪水の危険をいち早く知ることで、被害を未然に防いだり、
対策をすることができるため、様々な情報提供が
求められています。
今回ご紹介するのは、東京大学生産技術研究所と
宇宙航空研究開発機構の共同研究グループが
構築している、河川など日本の陸上部分の水循環を
いつでも誰でもモニタリングできるシステムについてです。
日本の国土を約1キロ四方に分け、
水循環を推定するこの新システムでは、
今年の台風19号で実験的に予測シミュレーションを実施。
大きな被害が出た長野県の千曲川などで
洪水発生の危険情報を算出することができたそうです。
この新システム「Today’s Earth – Japan」は、
11月29日(金)に公開されて、
誰でも利用できるようになりました。
システムの概要などは、リンク記事でご確認ください。
また、公開されたシステムは以下のリンクからどうぞ。
Today’s Earth – Japan(英語)
https://www.eorc.jaxa.jp/water/
東京大学生産技術研究所と宇宙航空研究開発機構の共同研究グループは、河川など日本の陸上部の水循環をいつでも誰でもモニタリングできるシステムを公開した。台風や集中豪雨時の洪水危険情報の予測などに活用でき、今後データ提供を通じて防災に役立てる方針。 宇宙航空研究開発機構によると、共同研究グループは東京大学生産技術研究所と宇宙航空研究開発機構の地球観測研究センターが開発、運用している陸上部の水循環を推定
情報源: 誰でも無料で日本中の河川をモニタリング、東京大学などが新システム公開 | 大学ジャーナルオンライン
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