さまざまな仕事、あるいは日々の生活、スポーツなどで
欠かせない道具は、自分の体の一部のように馴染み、
微妙な感覚を伝えるものが求められます。
フランス・リヨン第1大学の研究グループは、
人間が手に持った道具に何かが触れても
それを感じ取ることができるという点に着目。
人間の脳が手に持った道具をどのように
認識しているのかを調べるため、
実験を行いました。
16人の右利きの被験者に、
長さ1mの木製の棒を持たせて、
棒が被験者に見えない状態で2回続けて
棒に触れます。
・棒のそれぞれ違う位置に触れた(フットペダルを1回踏む)
・棒のそれぞれが同じ位置に触れた(フットペダルを2回踏む)
と伝えたとのこと。
また、この実験中に被験者の頭に
電極を貼り付けて脳皮質の活動も記録したそうです。
実験の結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
人間の触覚は体の皮膚全体に存在しており、何かが体に触れるとその位置や圧力を感じ取ることができます。フランス・リヨン第1大学の認知神経学者であるLuke Miller氏は、「人間は自身の皮膚だけではなく、手に持った道具に何かが触れてもそれを感じ取ることができる」という点に着目し、人間の脳が手に持った道具をどのように認識しているのかについて研究しました。
情報源: 人間の脳は手に持った道具に伝わる感触を「自分の皮膚と同様に認識している」ことが判明
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