7月5日~7日まで東京ビッグサイトで開催されていた、
【国際】文具・紙製品展に足を運んで、
おとなの学習に使えそうな便利な文具を探してきました。
その第2弾は、進化したシャープペンシルです。
シャープペンシルの問題点とは
最近、シャープペンシルを使っていますか?
個人的には、フィリクションボールペンを使う機会が増えたので、
シャープペンの出番は昔より少なくなっているようにも思いますが、
まだまだ出番はあります。
大学のノートテイキングでも、シャープペンシルを使っている方は
もちろんいましたし、私も授業後のミニレポートなどを書くときには、
シャープペンを使っていました。
大学のみならず、資格試験のテストを受ける時なども
シャープペンシルを使いますよね。
そのシャープペンシル。
最初に発売されてから、かなりの年数が経過しているので、
世の中に出ているシャープペンシルは、おそらく完成形だろうと
思い込んでいましたが、今回の展示を見て、そうではないことに
気づきました。まだまだ変われるよ、シャープペンシル!
デルガードって知っていますか?
今回の展示会で、何気なく立ち寄ったゼブラブース。
ゼブラといえば、ボールペンの印象が強かったものだから、
「シャープペンを展示しているのね~。」
なんて思っていたら、大間違い。
デルガードシリーズという、すごいものがありました。
あとから調べてみると、「デルガード」は、
2015年の日本文具大賞「機能部門」でも選ばれていました。
画像:ゼブラ株式会社 / デルガード タイプER
デルガードシリーズは、カチカチカチと3回までなら
繰り出した芯が折れにくい構造になっているそうで、
強く書いてもグラグラさせても折れません。
試し書きのところで、何度か試してみたけどビクともしない。
個人的なお話で恐縮ですが、私は若干筆圧が強め。
小学校から高校まで、「B」や「HB」などでは折れやすいので、
シャープペンシルの芯は少し硬めの「F」を使い続けてきました。
でも、これならもう少し柔らかい芯が使えます。
マークシート形式の試験などでは、「HB」や「B」と指定がある場合が
あるので、マークしながらポキポキと折れたりしていましたが、
その困難から脱却できそう!
デルガードには、いろいろな種類があります。
上記で表示されているのは消しゴムがついていないもの。
消しゴムがついているものもあります。
「デルガード タイプER」です。
こちらの消しゴムがついている商品、
芯が折れないこと以上に驚かされたのは、「消しゴム部分」。
この「消しゴム部分」の動作がすごいんです!
シャープペンシルで文字を書いているときには、
消しゴムはキャップレスで中に隠れています。
消したいところが出た時に、本体の向きを変える、
つまりシャープペンシルをくるっと逆さにするだけで、
消しゴムがさっと出てきて固定されます。
消し終わって、またくるっと消しゴム部分を上に戻すと
元のように収納されます。
これ、文字で伝わるかなぁ。
実際にやってみると、とても感動するのですが、
「消しゴムができてきた!~消しゴムがロック(固定)」が、あっという間。
本体ひっくり返す、はい消せるって感じ。
そして、消し終わったら、またくるっとシャープペンで書く位置に
戻した瞬間に、「はい、消しゴムが収納された~」という感じ。
消しゴムが入っている部分が、ひっくり返した瞬間に、
2個のボールで固定される仕組みだそうなのですが、
この一瞬で固定される仕組みは、かなり感動します。
それから、デルガードに金属部品を採用して、
高級感と安定感を加えた、「デルガード タイプLx」があります。
展示会で担当の方に聞いてみると、
利用する芯の品質によっては、3回の繰り出しでも
折れてしまう場合もあるそうです。
芯の品質がよいものを利用するほうがよいと思いますとのこと。
安い物の中には、粗悪なものもありますしね。
そういう粗悪な芯の場合、消しゴムで消したつもりが、
逆に黒くなったことあるし(汗)
また、デルガードの消しゴムは交換用もあります。
こうして記事を書いていて、
そういえば、私が使っていた「F」という芯は、
なぜ「F」と表示しているのかと思って調べてみると、
ゼブラのページに答えがありました。
FIRMの「F」ですね。
(子どもの頃にも調べた記憶があるけど失念(笑))
シャープ芯硬度表示について / ゼブラ株式会社
http://www.zebra.co.jp/zebra/sharbo1.html
「B」はBLACK(黒い)
「F」は FIRM (しっかりした)
「H」はHARD(硬い)
なるほどね。
でも、「F」だけちょっと違う印象もあるなぁ。それも好きだったんだけど(笑)
皆さんのシャープペンシルは、どのようなものでしょうか?
※【国際】文具・紙製品展については、
弊社のブログWilling+にも掲載しているので、そちらもどうぞ。
第28回【国際】文具・紙製品展(その1)
http://s.willing-net.com/wp/?p=3349
第28回【国際】文具・紙製品展(その2)
http://s.willing-net.com/wp/?p=3357