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インターネットで誰でもが受講可能な仕組みである 「MOOCs」。
これまでに、JMOOC公認プラットフォームの
「gacco」と「Fusdom」について概観しました。
今回は第3弾として、
「OpenLearning(オープンラーニング)」
について 取り上げたいと思います。
OpenLearningとは
OpenLearningは、
JMOOCと株式会社ネットラーニングが
提携して運営しているサービスです。
OpenLearning
https://open.netlearning.co.jp/index.aspx
サービスの詳細は、以下のリンクに記載があるので、
ご確認ください。
OpenLearning, Japanとは(OpenLearning)
https://open.netlearning.co.jp/about/
OpenLearningのウェブサイト冒頭にも記載がありますが、
“大学現場第一線の講師陣による最高のオンライン授業”
を提供していることと、
JMOOC全体に言えることですが、
“無料で、だれでも自由に学べ、修了証も取得できます。“
という特徴があります。
OpenLearningを数字で見る:開講している組織
OpenLearningのページに掲載されている、
現在募集中の講座と受付を終了している講座をもとに、
開講状況などを概観してみたいと思います。
以下のデータは、2017年9月13日現在、
OpenLearningのホームページ
https://open.netlearning.co.jp/index.aspx
に掲載されている講座をもとに算出しました。
調査時点(9月13日)で開講している講座はなく、
9月19日と11月1日に開講を予定している、
2つの講座の受講受付をしています。
受付を終了した過去の講座は、31講座あります。
開講予定の2講座を含めると、
合計で33講座となります。
組織分類は、
大学が32講座、その他が1講座となっています。
その詳細は以下のようになっています。
最も多く開講しているのは、九州大学で4回 。
次いで、杏林大学、学習院女子大学、
京都情報大学院大学、創価大学が
3回開講しています。
33講座をタグ付けしてみました。
(タグづけの考え方・方法については、
「gacco」の投稿を参照ください。)
https://andla.jp/wp/?p=1566
結果は以下のとおりです。
かなりバラエティに富んだ内容に
なっていることがわかります。
なお、開講数は、同じ講座が複数回
開講されていることがあるため、
参考程度としてください。
33講座のうち、
反転学習コースが設定されているのは、
13講座です。
杏林大学、学習院女子大学、京都情報大学院大学
金沢工業大学、九州大学、産業能率大学、
順天堂大学、創価大学、早稲田大学、同志社大学
が反転授業を行っています。
実際に受講してみて
2015年に開講されていた講座を受講したことがあります。
学習は「マイルーム」という、
一人ひとりに設けられた会員専用ページで管理します。
「マイルーム」には、
ステップごとの学習内容にリンクがあり、
クリックして受講します。
また、「マイルーム」では、学習進度を見るための
「ステイタス」を確認することができます。
(ステイタスが100%になるとすべての受講が完了する)
1週ごとに課題詳細のページを観ることができます。
課題詳細のページにも、
その週の「ステイタス」が表示されており、
公開期間や提出期限、添付ファイル、問題文(課題)を
確認することができます。
この画面からも毎週の授業(動画)にアクセスできます。
受講は、
1.受講(動画を見る)
2.課題に取り組む
3.自己評価を行う
4.他者(3名)からの評価がある
5.他者からの評価を見て、リフレクション
という流れで行われます。
自己評価後は課題の修正ができないようになっています。
そして、その後に行われる他者からの評価ですが、
他の学習者や管理者が提出したレポートを評価すると、
「他者からの評価」欄に表示される仕組みとなっています。
実際に受講した際には、他者評価は点数だけでなく、
コメントも記載されていて参考になりました。
最終得点は、相互評価期間が終わった時点で
確定されていました。
全ての受講が完了すると、修了証がもらえます。
受講方法については、以下の受講案内ページを参照してください。
受講案内(OpenLearning,Japan)
https://open.netlearning.co.jp/guidance/
OpenLearningでは、SNSによる情報配信も行っています。
Facebook
https://www.facebook.com/GlobalOpenLearning
2015年だけど受講したことがあるよ。他者評価って一喜一憂するよなぁ(笑)
講座のボリュームはどんな感じだった?
動画は10分程度のものなので、受講そのものはあっという間に終わるけれど、課題に取り組んで考える時間は必要だね。提出する課題は文字数制限があるから、既定の文字数の中で伝えるのは工夫が必要だね。9月19日から久しぶりに講座が始まるようなので、興味がある方は受講してみてはいかがでしょうか。
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