遊園地でジェットコースターに乗ったときや
お化け屋敷に入った時に恐怖のあまりに
悲鳴をあげた経験がある人も多いかもしれません。
また、好きなアーティストのライブなどで
いわゆる黄色い悲鳴の歓声をあげたことがある
という人も少なくないと思います。
今回ご紹介する研究は、こうした
「ネガティブな悲鳴」と「ポジティブな悲鳴」
に関する研究です。
スイス・チューリッヒ大学心理学部の研究チームは、
男女6人ずつ合計12人の被験者に
さまざまな状況を想定した
「ネガティブな悲鳴」と「ポジティブな悲鳴」
を「a」という母音のみで発声してもらい、
その声を録音。
そして次に、収集された悲鳴を別のグループの
被験者に聞かせて、その悲鳴から感じる
「警戒の度合」を評価してもらったり、
聞いている最中の被験者の脳をfMRIでスキャン。
悲鳴を聞いた被験者の反応を記録しました。
人間の悲鳴に込められた感情を分類すると
6つの感情があったそうです。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
人間は危機が身に迫っている時など、恐怖を感じると悲鳴を発しますが、気分が高揚した時の歓声など恐怖以外の感情でも悲鳴のような声を出します。人がさまざまなシチュエーションで発する悲鳴を被験者に聞かせる実験により「人間の悲鳴に込められた感情は6つの種類に分けられる」ということが判明しました。また、危機が迫っていることを知らせる警戒の悲鳴と、そうでない悲鳴を処理している脳をスキャンした結果、専門家が予想していなかった逆転現象も発見されました。
情報源: 人の悲鳴には「6種類」の感情が込められていることが判明、危険を知らせる警告の声より喜びの方が優先度が高い「逆転現象」も
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