名古屋大学、高知工科大学の研究グループは、
集団を存続させるためには1名を排斥しなければ
ならない状況を仮定した設定を用意して、
実験を行いました。
実験参加者には2名に関するグラフとして、
・集団に多くの利益をもたらすが、
参加者にはわずかな利益しかもたらさない人物
・集団にわずかな利益をもたらさないが
参加者には多くの利益をもたらす人物
が提示されました。
実験参加者には、このグラフを見て、
どちらを排斥するかを決めてもらい、
その決定の際に心の痛みについて、
1点から6点で回答してもらったそうです。
また、この一連の手続きをグラフを変えながら
合計で40回繰り返したそうです。
その結果、わかったこととは?
概要はリンク記事でご確認ください。
また、実験の詳細は名古屋大学の
研究教育成果情報のPDFに掲載されています。
https://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20210514_educa.pdf
名古屋大学大学院教育発達科学研究科の五十嵐祐准教授、高知工科大学情報学群の玉井颯一助教らの研究グループは、職場での社員解雇など集団から特定の人物を排斥する際、集団にわずかな利益しかもたらさない人物が対象なら心が痛みにくいことを突き止めた。 集団に利益もたらさぬ人物の排斥は心が痛まない、名古屋大学など解明
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