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「極度の貧困に苦しむ世帯」は裕福な世帯の2倍以上も多くのエネルギーを消費している|GIGAZINE

環境にどのくらいの負荷を与えているかを
「フットプリント」という言葉で表現できます。
例えば、エコロジカルフットプリントや
カーボンフットプリント、ウォータフットプリントなど
の言葉を聞いたことがある人も多いかもしれません。

循環・廃棄物の豆知識|資源循環・廃棄物研究センター|国立環境研究所
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/mame/201311.html

イギリス・リーズ大学の研究チームは、
収入に依存しない貧困状態の測定と、
エネルギー消費量との関係を分析するため、
発展途上国であるネパール・ベトナム・ザンビアで
「安全な水、食事、健康、教育、クリーンな燃料」
へのアクセスに関する世帯調査を行いました。

また、国際エネルギー機関(IEA)のデータや
複数地域の国際貿易データ、
そして多様な支出や生活条件をカバーする
詳細なアンケートを行い、家庭ごとの
エネルギーフットプリントを計算。

分析の結果、わかったこととは?
なぜ、そのような結果となってしまうのでしょうか。
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

一般的に裕福な暮らしを送るほどエネルギー消費量は増えると考えられており、「気候変動の大きな要因は『富』である」とも指摘されています。ところが、イギリス・リーズ大学の地球環境科学科でエネルギーフットプリントの研究を行うMarta Baltruszewicz氏は、「極度の貧困レベルにある発展途上国の人は、同じ国に住む裕福な人より多くのエネルギーを消費している」との研究結果を報告し、環境負荷の低減には不平等の解消が重要だと訴えました。

情報源: 「極度の貧困に苦しむ世帯」は裕福な世帯の2倍以上も多くのエネルギーを消費している

 

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