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世界最高峰の晩抽性を持つハクサイ新品種「いとさい1号」―生産コストや環境負荷を低減し、安定生産を実現―|岩手大学

ハクサイは中国が原産地のアブラナ科の植物。
味が淡泊でくせがないため、煮物や鍋物、
炒め物、漬物など、さまざまな料理で使われます。

ハクサイの育て方・栽培方法|サカタのタネ
https://sakata-tsushin.com/oyakudachi/lesson/vegetable/post_21.html

このハクサイですが、早春にタネ播きすると、
葉をつくっている生長点が低温によって
花をつくるように変化して、花茎が急速に伸びて
開花するため、葉の生育が不十分となり、
ハクサイの葉が玉のように重なった形にならず
場合によっては収穫不能になるそうです。

そのため、気温や日長などにより花茎
(かけい:花をつけた茎)が伸びだす、
抽苔やとう立ちと呼ばれる状態になるのが遅い
晩抽性がある品種の開発が求められています。

岩手大学は、1983年から晩抽性の研究を開始し、
2005年から岩手大学、株式会社サカタのタネ、
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、
岩手県での共同研究を進めて新品種を育成。

その結果、2021年に世界最高峰の晩抽性を持つ
ハクサイ品種の育成に成功したそうです。
その特徴とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

1983年に研究を開始し、2005年から岩手大学、株式会社サカタのタネ、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構)、岩手県、以上4者が共同研究を進めて新品種を育成しました。

情報源: 世界最高峰の晩抽性を持つハクサイ新品種「いとさい1号」―生産コストや環境負荷を低減し、安定生産を実現―

 

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