変形性股関節症は、可動範囲の制限されて
歩くこと、座ることなどの日常の行動においても
辛い思いをされている方が多い疾患です。
京都大学大学院医学研究科の研究グループは、
リハビリテーション方法の中でも、運動により
改善させることが可能なものに着目。
それらの中から変形性股関節症の進行に関わる要因を探索した結果、
股関節の関節可動域制限や筋力低下など股関節自体の問題よりも、
立っている時の脊柱の傾きと脊柱の柔軟性低下が
重要な要因であることを明らかにしました。
研究対象者は、変形性股関節症と診断され、
経過観察中の患者50名で全員女性。。
調査期間は2013年4月から2015年3月まで。
測定内容は、
・年齢や体重
・レントゲン画像により骨盤と大腿骨の隙間の幅
・股関節の形態、股関節の痛み、関節可動域制限、筋力低下
・脊柱の柔軟性、脊柱の傾き
です。
姿勢の悪化と脊柱の柔軟性低下が関係しているとすると、
今後のリハビリテーションの手法なども変わっていくかもしれません。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
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