学習ニュース拾い読み記事のアイキャッチ画像

成果主義の運用は日米で異なる―成果主義の背後の心理過程の日米差の実証―|京都大学


成果主義は、人事管理において、
業績や成果に基づいて被雇用者を評価し、
その評価の内容によって給与や人事などを
決める仕組みです。

成果主義|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/成果主義

この成果主義ですが、日本の成果主義と
アメリカなどで導入されている成果主義では、
もともとの文化的な背景も影響してか、
その運用方法や機能などが異なっています。

京都大学の研究グループは、
日本人と欧州系米国人を対象に
職場で成果が上げられた様々なシナリオを読み、
そこでの貢献の評価と報酬(給与・昇進)の
配分を考えるというオンライン調査を実施。

日本人と欧州系米国人における
調査結果の違いとは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

内田あや 人間・環境学研究科修士課程学生(現:The University of Melbourne)、中山真孝 人と社会の未来研究院特定講師、内田由紀子 同教授の研究グループは、日本人と欧州系米国人を対象に調査を行い、日本人は米国人と比べて、中心人物たちの貢献度を低く、状況的要因の影響や上層部の報酬を大きく見積もることを実証しました。本研究成果は、成果主義的制度の導入や設計において、運用する人間の心理過程やその背後にある文化的慣習や価値観を考慮する必要性を示しています。  本研究成果は、2022年11月17日に、国際学術誌「Asian Journal of Social Psychology」にオンライン掲載されました。

情報源: 成果主義の運用は日米で異なる―成果主義の背後の心理過程の日米差の実証―

 


[PR]