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琵琶湖から現生カワニナの2新種を発見―140年にわたる分類の混乱を解決―|京都大学


カワニナは全体的に丸みを帯びた円錐形の
形をしている淡水性の巻貝の一種で、
ゲンジボタルやヘイケボタルといった
ホタルの水生幼虫の餌としても
知られている貝です。

カワニナ|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/カワニナ

琵琶湖では1876年から1995年にかけて、
カワニナ属の新種記載と既知種の再検討が
複数の研究者によって行われてきましたが、
古い種のうちタテヒダカワニナのタイプ標本は
これまでに分類学的に検討されていなかったとのこと。

京都大学の研究グループは、
タテヒダカワニナのタイプ標本を検討し、
遺伝解析と形態解析を組み合わせることで
タテヒダカワニナとその近縁種および2種群の
再定義を実施したそうです。

今回の研究で改訂されたこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

澤田直人 理学研究科博士課程学生、福家悠介 同博士課程学生の研究グループは、タイプ標本の検討と集団遺伝解析、形態解析によって、本来はイボカワニナに与えられるはずであるS. decipiensの学名が、これまでタテヒダカワニナと呼ばれていた種に誤って与えられていたことを明らかにしました。

情報源: 琵琶湖から現生カワニナの2新種を発見―140年にわたる分類の混乱を解決―

 


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