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 『「ドキッ!」の瞬間、スローモーションで見える』は正しかった!~感情が視覚の”時間精度”を上昇させることを改めて確認~|千葉大学

突発的な危険な状況に陥った瞬間などのように
ドキッとした出来事に遭遇したとき瞬間に
スローモーションに見えたという感覚は
本当に起こっているのでしょうか。

千葉大学の研究チームは、様々な強度の感情反応や
印象を引き起こす写真のデータベースを使った実験で、
危険を感じた際に視覚の時間精度が上昇するという
研究結果を世界で初めて得ていたそうですが、
その提示していた画像の色彩特性が大きく異なっていたため、
今回は顔画像観察を用いた実験を行ったそうです。

実験では感情喚起のために、男女それぞれ2名の
怒り、恐怖、喜び、無表情といった様々な表情の
顔画像を⽤いて、フルカラーの表情条件の
顔画像を1秒間提⽰した後、10〜50ミリ秒の
範囲で画像の彩度を70%低下させ、
彩度変化が⾒えるのに必要な最短時間を測定。

また、引き起こされる覚醒度の反応が⼤きいと
予測される怒り表情、中程度と予想される
悲しみ表情、⼩さいと予想される無表情を提⽰し、
視覚の時間精度を測定したそうです。

これらの結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

千葉大学大学院融合理工学府博士後期課程3年生の小林美沙氏と大学院人文科学研究院の一川誠教授の研究チームは、さまざまな表情画像の観察で生じる感情反応が視覚の時間精度(短時間に処理できる能力)に及ぼす影響を調べました。その結果、画像を観察することで感情反応が生じた際に物事がスローモーションに見えるという現象が生じることが改めて確認されました。
 本研究成果は、知覚研究の国際オンラインジャーナル誌i-Perceptionで2023年2月9日に公開されました。

情報源: 国立大学法人千葉大学 『「ドキッ!」の瞬間、スローモーションで見える』は正しかった!~感情が視覚の”時間精度”を上昇させることを改めて確認~

 

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