インフルエンザの流行拡大のニュースが流れています。
SNSでは罹患したという報告が増えてきました。
体調を崩された皆様はどうぞお大事になさってください。
そのインフルエンザですが、少しずつ変異しながら
毎年流行を引き起こします。
インフルエンザの遺伝情報をどのように伝えていくのか。
その部分の焦点を当てた研究があります。
京都大学の研究グループは、インフルエンザウイルスが
子孫ウイルスに遺伝情報を伝える仕組みを
明らかにしたことを発表したという記事です。
インフルエンザウイルスは、8本にわかれた
RNAをゲノムとして持っています。
今回の研究で、子孫ウイルスが”1+7″という
特徴的な配置をとった8本のRNAを取り込むこと
を明らかにしたそうです。
“1+7″の1が欠損した7本だったらどうなるのか。
実験の結果はリンク記事でご確認ください。
ご紹介している記事にも書かれていますが、
この研究成果はウイルスRNAの集合を標的とした
新規抗インフルエンザ薬の開発に繋がることが期待されるそう。
毎年流行するインフルエンザの新しい対策となるかもしれません。
京都大学(京大)は、同大らの研究グループがインフルエンザウイルスが子孫ウイルスに遺伝情報を伝える仕組みを明らかにしたことを発表した。この成果は、ウイルスRNAの集合を標的とした新規抗インフルエンザ薬の開発に繋がることが期待される。
情報源: 京大、インフルエンザウイルスの遺伝に関する巧妙な仕組みを解明|マイナビニュース
[PR]