定期検診で指摘されることが多いコレステロール値。
特に、その数値が高い場合は「高コレステロール血症」と診断されます。
この「高コレステロール血症」の未治療リスクが
どのような人に多いのかを研究した結果が発表されました。
滋賀医科大学アジア疫学研究センターの研究チームは、
独身の男性は高コレステロール血症の未治療リスクが高いこと、
また、男性では経済要因が高コレステロール血症の
有病リスクと関係することを明らかにしたというもの。
この調査の条件として、
・血清総コレステロール240mg/dl以上もしくは
コレステロール低下薬服用者を高コレステロール血症と定義。
・高コレステロール血症において、
コレステロール低下薬を服用していない者を未治療者と定義。
しています。
分析の項目としては、
・婚姻状況(既婚/独身)
・就業の有無、教育歴(高校卒業以下/短大以上)
・世帯月間支出の4項目の社会的要因
・高コレステロール血症の有病状況
・男女別
で分析しています。
結果として、男性では、世帯支出の低い群は
高い群と比べると高コレステロール血症の
有病リスクが 1.7倍高く、
また、独身者は既婚者と比較すると
未治療リスクが 2.5 倍高い結果となったそうです。
女性の結果はどうなったでしょうか?
また、独身男性に促すべきこととは?
詳しくは、リンク記事でご確認ください。
滋賀医科大学アジア疫学研究センターの三浦克之センター長が研究代表者をつとめる研究チームは、独身の男性は高コレステロール血症の未治療リスクが高いこと、また、男性では経済要因が高コレステロール血症の有病リスクと関係することを明らかにした。
情報源: 独身男性の未治療リスクは2.5倍、高コレステロール血症について滋賀医科大学が調査 | 大学ジャーナルオンライン
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