昔の人たちが後世に残した記録を
今に生かすことができれば。
そのための活動をご紹介します。
過去に起きた大地震の記録は
古文書などに記録されていることが多く、
発生した当時の様子だけでなく、
その発生した地域の被害状況なども記されており、
現代にも有益な資料となることが多いと言われます。
京都大学古地震研究会が、
昔の地震について、くずし字で書かれた
古文書を現代の文字に変換する作業を、
市民の参加を募ってネット上で進める
アプリ「みんなで翻刻(ほんこく)」を開発しました。
古文書のくずし字を現代の文字に変換する
「翻刻」という作業が必要なのだそうです。
まずは、東京大学地震研究所に所蔵されている
「石本文庫」から、主に江戸時代の地震や災害を
記録した古文書114冊分の画像を掲載。
詳細はリンク記事でご確認ください。
この文末に、みんなで翻刻ウェブページへの
リンクとTwitterへのリンクも掲載しています。
Twitterでは進捗報告も行われているようです。
皆さんの力がどんどん集結しています!
「みんなで翻刻」は、多数の人々が協力して史料の翻刻に参加することで、歴史資料の解読を一挙に推し進めようというプロジェクトです。このプロジェクトは、2017年に歴史地震の研究グループである京都大学古地震研究会によって、地震史料の翻刻プロジェクトとして始まりました。すでに「みんなで翻刻」では、5000人の人々により600万文字もの史料が翻刻されています。
みんなで翻刻
https://honkoku.org/
みんなで翻刻公式Twitterアカウント
https://twitter.com/CloudHonkoku
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