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人類が地下水をくみ上げまくった影響で地軸の傾きが変動している|GIGAZINE


北極点と南極点とを結ぶ運動しない直線で
地球が自転する際の軸(自転軸)のことを
「地軸」と呼びます。地球の場合には、自転軸が
公転軸より約23.4度傾いているそうです。
この地軸の傾きによって、北半球では夏至の頃に
昼の時間が長くなり、当時の頃には昼の時間が
短くなっています。

地軸|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/地軸

韓国・ソウル大学の研究チームは、地軸の傾きを
説明するのに十分な地球の水の動きを計算しても、
データとは合わなかったことから、氷河や地表の
水の移動を考慮してみたそうですが、この問題を
解決できなかったことから、地下水の動きに着目。

観測によって導き出された地球の回転軸の変化と
水の動きをモデル化してから、まず氷河や
氷床のみを考慮して計算を行い、
次に異なる量の地下水の動きをシミュレーションして
検証を行ったそうです。

その結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

人間が利用する水の多くは豊富な地下水に支えられており、1993年から2010年の間に地下からくみあげられた水の量は2兆トン以上だと推測されています。大量の水が人為的に移動した結果、地球の自転軸の傾きが変化して北極点が約80cm、年間4cm以上移動していることがわかったとの研究結果が、2023年6月15日付の査読付科学誌・Geophysical Research Lettersに掲載されました。

情報源: 人類が地下水をくみ上げまくった影響で地軸の傾きが変動している

 


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