気温の上昇や大気汚染など、私たちを取り巻く
環境の変化は人間の活動に大きな影響を
及ぼしています。
今回ご紹介するのは、そうした環境の
変化が犬の行動にも影響を及ぼしているかも
という可能性を探る研究結果です。
ハーバード大学医学部に属する
ブリガム・アンド・ウイメンズ病院の研究チームは、
2009年~2018年までにアメリカの8つの都市
(ダラス、ヒューストン、ボルチモア、バトンルージュ、
シカゴ、ルイビル、ロサンゼルス、ニューヨーク)で発生した
「犬が人間をかんだ事例」のデータを使用して、
・環境保護庁が公開しているPM2.5とオゾン濃度のデータ
・海洋大気庁が公開している気温や紫外線、降水量
などのデータを用いて、犬が人間をかんだ事例との
関連を分析。
分析の結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
人間の行動は大気の質や気候によって左右されることが知られており、「気温が上昇すると交通事故や暴力事件が増える」という研究結果や、「大気汚染の悪化が暴力犯罪の増加と相関している」という研究結果が報告されています。学術誌のScientific Reportsに掲載された新たな研究では、大気や気候の影響を受けるのは人間だけではなく、「犬が人間にかみつく可能性」も気温や大気汚染などに関連していることが示されました。
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