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画像解析AIを利用して植物の環境応答解析システムを開発~牧野富太郎博士の命名した植物の頑健性を解明~|京都大学

植物の環境応答を解明するためには、
実験室だけでなく野外での研究が欠かせません。
しかし、野外での調査は多様な環境条件があり、
人による計測には限界があります。

京都大学、筑波大学、チューリッヒ大学、
東京大学、金沢大学、
エルピクセル株式会社、瀬々潤株式会社、
農業・食品産業技術総合研究機構の
研究グループは、野外での植物の状態を
モニタリングするAIを利用した画像解析システム
(PlantServation)を開発。

この画像解析システムは、植物の色素量の変動を
指標として植物の環境応答を解析できるものです。

このシステムを用いて、牧野富太郎博士が
1913年に命名した「タチスズシロソウ」という
植物についての調査を実施。
その結果からわかったこととは?

詳しくはリンク記事でご確認ください。

画像解析AIを利用して植物の環境応答解析システムを開発~牧野富太郎博士の命名した植物の頑健性を解明~ | 京都大学
 工藤洋 生態学研究センター教授および清水健太郎 横浜市立大学客員教授(兼:チューリッヒ大学教授)、島原佑基 エルピクセル株式会社取締役、田中健太 筑波大学准教授、清水(稲継)理恵 チューリッヒ大学グループリーダー、孫建強 農業・食品産業技術総合研究機構主任研究員、瀬々潤 株式会社ヒューマノーム研究所代表取締役社長(兼:産業技術総合研究所客員研究員)、黒木健 東京大学大学院生、秋田純一 金沢大学教授らの研究グループは、野外での植物の状態をモニタリングするAIを利用した画像解析システム(PlantServation)を開発し、色素量の変動を指標として植物の環境応答を解析できる手法を確立しました。本研究ではNHKのドラマ、連続テレビ小説「らんまん」のモデルにもなった牧野富太郎博士が名付けたことでも知られるタチスズシロソウなどの植物の画像データを400万枚以上収集し、解析しました。その結果、種間交雑に由来する植物が様々な環境に適応する頑健性をどのように示すのかを解明しました。地球環境の変動による食糧生産への影響が危惧される中、実験室内ではなく野外の変動環境における植物の環境応答の研究は近年重要視されています。本研究で開発したAIを活用した研究手法は様々な作物や野生植物へ適用が可能で、生態学、進化学、農学などへの貢献が期待されます。
www.kyoto-u.ac.jp

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