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滋賀県の土壌から新種の油脂酵母2種を発見―日本の土壌微生物の可能性を開拓―|京都大学

酵母は、ビールや日本酒などの酒の醸造や
パンの生地を作るために利用するなど、
私たちの暮らしに身近に存在しています。

酵母|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/酵母

日本は緯度の差が大きいため、多種多様な
酵母が生息していると言われているそうですが、
今回はその酵母の新たな発見に関する研究結果お
ご紹介します。

京都大学の研究グループは、水圏、森林圏、
耕地圏と多様なフィールドを擁し、南北の気温差が
大きく、気候の変化に富む滋賀県の土壌に着目。
県内の様々な場所から土壌を採取し、
酵母の生育に特化した培地を用いて
分離を行ったそうです。

その結果見つかった2種類の酵母とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

滋賀県の土壌から新種の油脂酵母2種を発見―日本の土壌微生物の可能性を開拓― | 京都大学
 微生物の一種である酵母には、糖を油脂に変換することができるものが存在します。それらは、油脂酵母と呼ばれています。酵母は、稲わらのような非可食バイオマスを分解した糖を原料とすることが可能なため、持続可能な油脂生産技術への応用が期待されています。  谷村あゆみ 産官学連携本部特定助教、小川順 農学研究科教授、島純 龍谷大学教授らの研究グループは、滋賀県の土壌から新種の油脂酵母2種を発見しました。そのうちの1種は油を蓄積する性質にちなみHannaella oleicumulans、もう1種は東近江市から分離したことにちなみHannaella higashiohmiensisと命名されました。この研究成果から、日本の微生物資源の可能性の高さが示唆されました。分離技術を追求することで、酵母を用いた油脂生産などへの発展にも寄与できます。  本研究成果は、2023年9月20日に、国際学術誌「International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology」にオンライン掲載されました。
www.kyoto-u.ac.jp

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