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適度な湿度下では人肌に温めるだけで表面に付着した病原細菌の生存性が著しく低下することを発見|日本の研究.com


長期療養施設や介護施設などの
公的医療機関において、感染症の発生や
蔓延が頻繁に発生します。
特に、人がよく触れる手すりや
ドアノブなどのような高頻度接触面を介して
感染が広がっていきます。

こうした感染の起こりやすい場所は、
頻繁に消毒や清浄が行われますが、
それが新たな問題を生む場合もあります。

北海道大学、札幌医科大学の共同研究グループは、
様々な環境微生物の生態の観察研究から、
耐性菌も人と同じく地球上の生命体であるため、
殺滅し取り除くのではなく、普遍的な
環境因子の調節によって、折り合いをつけて
共存できるのではないかと考え、環境温度変化に着目。

札幌市の三つの病院の調査から得られた
66のデータセット(温度、湿度、細菌数、患者数など)
を分析し、結果を視覚化して検討。
その結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

【プレスリリース】適度な湿度下では人肌に温めるだけで表面に付着した病原細菌の生存性が著しく低下することを発見~全く新しい概念に基づく感染制御法の開発への貢献に期待~ | 日本の研究.com
2023.10.06 北海道大学 プレスリリース ポイント温度変化が乾燥面に付着した病原細菌の生存性に与える影響を調査。温度と湿度が相対的に低い病院環境では乾燥した高頻度接触面の細菌数が多い傾向。適度な湿度環境で人肌に温めた手すりデバイス上では、病原細菌の生存性の著しく低下することを発見。概要北海道…
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