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遺伝情報が同じアリでも個性が大きく違うことを解明 ~生物の適応機構のさらなる解明に期待~ | 日本の研究.com

同じゲノム配列を持つクローンが複数いるとして、
単純に考えれば、条件が同じであれば、
同じような反応をすると思いますが、
どうもそうではないようです。それならなぜ?
その研究を、トカラウロコアリで実験した研究を
ご紹介します。

北海道大学大学院農学研究院の長谷川准教授らの
研究グループは、無性生殖で増殖して、
そのコロニー内の全てのアリが全く同じ遺伝子配列を持つ
クローンであるトカラウロコアリをつくり、実験。

2011年と2016 年に香川県と高知県で採集した、
2コロニーを用いた実験では、個体をマーキングして
識別可能にした後、1個体ずつショ糖溶液を
どの濃度から飲み始めるかを調べたそうです。

その結果、ショ糖水溶液を飲み始める濃度(反応閾値)に
大きな個体差があることを発見。
同じ遺伝子をもつクローンでありながら、
なぜ違う反応を示すようになったのか。
そこには、ダーウィンの「自然選択説」をも覆すかも
しれない可能性も秘めた結果が。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

情報源: 【プレスリリース】遺伝情報が同じアリでも個性が大きく違うことを解明 ~生物の適応機構のさらなる解明に期待~ | 日本の研究.com

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