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屋外活動時間を増やすことが子どもの近視発症を予防 ランダム化比較試験を集約したシステマティックレビューの結果|京都大学


近年、子どもたちの近視が増えており、
世界的な問題となっており、最近では疫学データの
蓄積から、近視が将来の目の病気の罹患率に
与える影響が大きいこともわかってきています。

気をつけよう!子どもの近視|公益社団法人日本眼科医会
https://www.gankaikai.or.jp/health/57/index.html

京都大学の研究グループは、これまでに実施された、
「学校等において屋外活動を推奨して
屋外活動時間を増やすことで、近視の進行を
遅らせることができるのではないか」という
仮説をもとに行われた、または実施中のすべての
ランダム化比較試験を網羅的に集め、
それらの結果を統合して解釈する
システマティックレビューという研究手法で分析。

その結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

屋外活動時間を増やすことが子どもの近視発症を予防―ランダム化比較試験を集約したシステマティックレビューの結果― | 京都大学
 近年、近視の増加が世界的な問題となっています。近視は、近くのものははっきりと見える一方で遠くのものがぼやけて見える屈折異常で、適切な眼鏡やコンタクトレンズ等で屈折矯正を行わないと日常生活に不便が生じます。それのみならず、近視は緑内障や網膜剥離等の他の眼科疾患の危険因子となることが知られています。現在、東アジアを中心として世界的に近視が増加していることから、近視の発症を減らしたり進行を遅らせることが喫緊の課題となっており、様々な療法が試みられています。これまで、「学校等において屋外活動を推奨して屋外活動時間を増やすことで、近視の進行を遅らせることができるのではないか」という仮説をもとにランダム化比較試験が複数行われており、一定の成果が報告されています。しかし、個別の報告から結論を導き出すには限界があり、公平な視点からの統合的な解釈が求められていました。
www.kyoto-u.ac.jp

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