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特定健診による生活習慣病の予防効果を、累計30万人規模の医療ビッグデータを用いて検証|京都大学

特定健診とは、活習慣病の予防のために、
対象者(40歳~74歳)の方に対して、
メタボリックシンドロームに着目した健診で、
生活習慣の改善が必要と判定された場合は
加入する医療保険から特定保健指導が
実施されます。

特定健診|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161103.html

京都大学、静岡社会健康医学大学院大学、
東京理科大学の研究チームは、
特定健診の予防効果がどの程度なのかに関して
検討するため、主に企業からの200以上の
健康保険組合データをもとに累計1,000万人以上の
データを保有する民間のデータ会社からの
延べ29万3174人を最長10年(中央値4.2年)に
わたり追跡し糖尿病と高血圧の発症の有無を
評価した医療ビッグデータを用いて解析。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

特定健診による生活習慣病の予防効果を、累計30万人規模の医療ビッグデータを用いて検証 | 京都大学
 川上浩司 医学研究科教授、竹内正人 静岡社会健康医学大学院大学教授、篠崎智大 東京理科大学准教授らの研究チームは、特定健診記録と医療機関の受診記録が紐づく医療ビッグデータを活用し、糖尿病および高血圧の発症予防効果に特定健診が与える影響を検証しました。  本研究では糖尿病や高血圧とそれまでに診断されていない、延べ29万3174人を最長10年にわたり追跡し、健診を受けた人とそうでない人の病気の発症を比較しました。結果は、健診を受けた人の方が、糖尿病と高血圧の発症リスクが0.90倍と低いことがわかりました。  本研究成果は、2024年12月20日に、国際学術誌「JAMA Network Open」に掲載されました。
www.kyoto-u.ac.jp

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