2020年以降、大学入試の方法が変更となる予定で、
英語については、民間事業者により実施されている
資格・検定試験を活用する方向で検討が進んでいます。
現在は、独立行政法人大学入試センターによって、
「大学入試英語成績提供システム」
に、申請した民間業者の資格試験が
参加ができるかどうかの確認作業が行われています。
その参加要件を確認した結果が、2018年3月26日に
公表されました。
参加申込があったのは、
7実施主体・24 の資格・検定試験。
結果として、
・参加要件を満たしている:7実施主体の 22 資格・検定試験
・条件付きで参加要件を満たしている:1実施主体の1資格・検定試験
・参加要件を満たしていると確認することはできないもの:
1実施主体の1資格・検定試験、1実施主体の1資格・検定試験のうち一部の方式によるもの。
となりました。
結果を受けて話題となっているのは、
英検(日本英語検定協会)については、
受験方法のうち「従来型」という
一次試験の合格者のみが二次試験を受験できるという
これまでの英検がとっていた試験方法によるものについてのみ、
認められなかったという点です。
(従来型以外の受験方法が用意される予定で、
そちらは参加要件を満たしていると認定されています)
それを受けて、日本英語検定協会からお知らせが公表されています。
お知らせ 「大学入試英語成績提供システム」参加要件 確認結果を受けて|日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/association/info/2018/0326_01.html
「大学入試英語成績提供システム」を利用する場合の
入試には影響がありそうなので、
今後は英検が対応する予定の
「公開会場実施」「1日完結型」「英検CBT」(いずれも仮称)
という受験方法を選択する必要があるようです。
詳しくは、上記の日本英語検定協会のお知らせや、
以下の大学入試センターのリンクでご確認ください。
このページにあるPDF資料では、
現時点で参加要件が満たしているとされる
資格試験についても確認ができます。
大学入試センターの公式サイトです。センター試験情報をはじめ、国公私立大学および短期大学などの情報提供に努めています。センター試験の最新情報や、過去のデータ、研究開発活動、法人情報などをご覧いただけます。
情報源:独立行政法人大学入試センター:「大学入試英語成績提供システム」の参加要件確認結果について(2018/03/26)
http://www.dnc.ac.jp/news/20180326-02.html
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