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記憶の正体を解き明かす 記憶関連タンパク質が“集合する”シミュレーションに成功|京都大学

記憶は、経験を符号化し、保存し、必要なときに
取り出すという脳の機能の一つです。

記憶|脳
https://ja.wikipedia.org/wiki/記憶

京都大学、藤田医科大学の研究グループは、
人が記憶するときに脳内で起こるタンパク質の働きに
着目して、実験の代わりにコンピュータ中の仮想空間で
タンパク質を混合することで、タンパク質の集団的ふるまいを
シミュレーションにより検証したそうです。

タンパク質の濃度や構造を変更しながら
液−液相分離のシミュレーションを繰り返した結果、
わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

記憶の正体を解き明かす―記憶関連タンパク質が“集合する”シミュレーションに成功― | 京都大学
 林康紀 医学研究科教授、細川智永 同准教授、浦久保秀俊 藤田医科大学准教授、Vikas Pandey 同研究員の研究グループは、人が記憶するときに脳内で起こるタンパク質の集合をコンピュータシミュレーションすることに、世界で初めて成功しました。私たちが何かを覚えるとき、記憶に関わるタンパク質は「液-液相分離」と呼ばれる液滴状の集合体を形成します。シミュレーションでは、タンパク質が複雑に多相の集合体を形成する様子が再現されました。  記憶に関係するタンパク質の集合は人の記憶形成の基盤です。それゆえ、統合失調症をはじめとする多様な精神・神経疾患の解明につながると期待されます。  本研究成果は、2025年4月7日に、国際学術誌「Cell Reports」にオンライン掲載されました。
www.kyoto-u.ac.jp

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