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スマートフォンで学ぶ5つの認知行動スキルがうつ状態を改善 世界最大の臨床試験で解明|京都大学

京都大学などの国際共同研究グループは、
抑うつ症状があるものの、うつ病の診断基準を
満たさない状態である閾値下うつ状態に対して
CBT(Cognitive Behavioral Therapy)と呼ばれる
認知行動療法が有効とされていることから、
スマートフォンを用いて認知行動療法を
自学自習できるアプリを開発。

そこで、日本全国からオンラインで実験の参加者を
募集して、スマホアプリによる介入と評価を通じて、
実生活環境下でのうつ不安症状に対する効果を検証。

3,936 名の参加者のデータを解析した結果とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

スマートフォンで学ぶ5つの認知行動スキルがうつ状態を改善─世界最大の臨床試験で解明─ | 京都大学
 古川壽亮 成長戦略本部特定教授、田近亜蘭 医学研究科准教授、豊本莉恵 同特定助教、LUO Yan 同助教(研究当時)、中山健夫 同教授、近藤尚己 同教授、福間真悟 同特定教授らの国際共同研究グループは、人口の10%以上が経験し、労働生産性の低下などの原因となる閾値下うつ状態を有する成人を対象に、スマートフォンを用いて認知行動療法(CBT)スキルを自学自習できるアプリ「レジトレ!®」を開発し、5種類のCBTスキルの効果を検証する世界最大の無作為割り付け比較試験(RCT)を実施しました。  「レジトレ!®」は、CBTの5つの重要なスキル(行動活性化、認知再構成、問題解決、アサーション、睡眠行動療法)を組み込んだアプリで、個々のスキルおよびその組み合わせを6週間提供します。参加者は、日本全国からオンラインで募集し、スマートフォンアプリによる介入と評価を通じて、実生活環境下でのうつ不安症状に対する効果を検証しました。
www.kyoto-u.ac.jp

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