学習ニュース拾い読みのアイキャッチ画像

SF作品に触れることが「世界的な連帯感」を育む役に立つ可能性がある|GIGAZINE

中国の蘇州大学や清華大学などの研究チームは、
SFのようなジャンル全体が人々の社会的態度に
影響を及ぼすかどうかを3つの実験で調査を実施。

1つ目は、中国全土から募集した1060人を対象に、
12ジャンルいずれかの映画について思い出すように依頼し、
どの感情をどの程度喚起したのかを尋ねるというもの。

2つ目は、約1000人の被験者が
「あるテーマを扱ったSF小説」
「同じテーマを扱った現実的な小説」
「同じテーマについて語っているが物語ではない文章」
のいずれかを読むように、ランダムで割り当てられて
感情的な反応や他の人々とのつながりを感じたか調査。

3つ目は、543人の大学生を2カ月にわたって追跡し、
「最近どれだけSFに触れたか」
「日常の中でどれほど畏敬の念を感じたか」
「『全人類との同一化』にどれほど強く共感しているか」
を報告してもらったというもの。

これらの調査結果を分析してわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

SF作品に触れることが「世界的な連帯感」を育む役に立つ可能性がある – GIGAZINE
SF(サイエンス・フィクション)は科学的なバックグラウンドに基づいたフィクション作品であり、過去のSF作品に記された内容が後年に現実のものとなったり、未来の軍事的脅威を予測するためにSFに目が向けられたりするケースもあります。中国で行われた研究では、SF作品に触れることが「世界的な連帯感」を育む上で役立つ可能性があると示されました。
gigazine.net

[PR]