チリのアドルフォ・イバニェス大学など13カ国にまたがる
国際的な研究チームは、運動が身体に良い影響を与えるのと
同じように、創造的な体験は脳の老化を遅らせるのに
役立つのかどうかを調査。
今回の調査では、さまざまな国から約1400人の
被験者を募集し、脳磁図と脳波計を用いて、
被験者の脳活動をリアルタイムで測定し、
訓練された機械学習モデルを使い、各被験者の
脳の生物学的年齢を推定する「脳時計」を作成し、
脳時計によって予測された脳年齢が実年齢を比較。
また、短期的な創造的学習が同様の効果をもたらすかを
確認するために、非熟練者の被験者に戦略ビデオゲーム
「StarCraft II」を30時間トレーニングする実験も実施。

ダンスや絵画などのクリエイティブな活動に取り組むことが脳の若さを保つ可能性 – GIGAZINE
音楽や絵画といった創造的な活動は単に楽しいだけではなく、人々の幸福感を高めることが明らかになっていますが、創造的な活動が脳の健康に与える生物学的な影響については十分に理解されていません。新たに、13カ国にまたがる国際的な研究チームが発表した論文では、創造的な活動が「脳年齢」をより若々しく保つ可能性があることが示されました。
[PR]
