料理は、素材や調味料、加熱や乾燥などにより、
美味しさが変化していくので、
まるで科学のようだなと思うことがあります。
今回ご紹介する研究は、あの美味しさには
科学的にもとても理にかなっていることだったのか!
と驚くような内容です。
名古屋大学大学院工学研究科とカゴメ株式会社の共同研究で、
トマトを使った実験が行われました。
その方法は、トマトペーストと各種野菜と
オリーブオイルを混合後、80°Cのお湯で30分間加熱し、
加熱後の総リコピンに占めるシス体含有率を
HPLC法にて比較するというもの。
トマトペーストと混ぜる各種野菜は、
にんにく、たまねぎ、ブロッコリー、キャベツ、にんじん、セロリ。
実験の結果、トマトに含まれるリコピンは、
にんにくやたまねぎ、油と一緒に加熱することで、
体内に吸収されやすい構造への変化が促進されることが
わかったそうですが、それはある成分が関係しているそうです。
その成分とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
実験前から、トマトペーストにマッチする野菜の代表格とも言える
この2つの野菜ですが、リコピン摂取に役立つとすると
積極的に組み合わせていきたいものです。
情報源: 【プレスリリース】トマトに含まれるリコピンの構造変化 (*1) (トランス体からシス体)を促進する新事実を発見 トマトをにんにくやたまねぎ、油と一緒に加熱することで、おいしさだけでなく、 リコピンが体内に吸収されやすくなることが期待できる | 日本の研究.com
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