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複雑な生態系を維持するシンプルな仕組み 「一人勝ち」させないことが自然のバランスを保つ | 日本の研究.com

自然界は絶妙のバランスで成り立っているというのは、
漁獲量の変化や、オオカミの絶滅によって
鹿やイノシシなどが増えているというニュースを
見る度に感じることです。

1972 年、理論生態学の権威ロバート・メイ博士が
「複雑な生態系は不安定である」
という、従来の予想を裏切る理論解析結果を報告したそうですが、
この理論予測は複雑な自然生態系が
実際には存続している事実と矛盾していることから、
自然のバランスが保たれる仕組みの解明が待たれていました。

東北大学生命科学研究科の研究グループは、
この自然のバランスが保たれる仕組みを
生態系における生物種の
「成功(どれほど繁栄するか)」の程度によって、
生物が他の種から受ける影響が変化することを組み込んだ
数理モデルを構築・解析したそうです。

この数理モデルでは、
「密度依存的」な種間関係の存在
ということに着目。
ある種がどんどん増えていったときに
なぜ「一人勝ち」の状態にならずに
バランスが保たれるのでしょうか?

結果はリンク記事でご確認ください。
自然って、本当によくできています。


情報源: 【プレスリリース】複雑な生態系を維持するシンプルな仕組み 「一人勝ち」させないことが自然のバランスを保つ | 日本の研究.com

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