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「眠気」の生化学的な実体に迫る ~睡眠要求を規定するリン酸化蛋白質群の同定~|筑波大学


眠気があるときに脳内では何が起こっているか?

これまで、その実体を明らかにしようと、
マウスを用いた研究がなされてきたものの、
・「起きていた」ことと「眠っていた」ことによる差
・「眠い」「眠くない」による差
が原理的に区別できていなかったのだそう。

さらに、眠りたいマウスに刺激を与え続けることで
マウスに強いストレスがかかることが避けられず、
眠気とストレス反応とを区別することができなかった、
ということで、今回は異なる手法で実験が行われました。

その手法では、2種類のマウスを用意したそうです。
・断眠させて眠気が強まったマウス(=断眠マウス)
Sik3遺伝子に変異を持つSleepy変異マウス(=Sleepy変異マウス)
(このマウスは遺伝子変異で覚醒中に速やかに眠気が強まる)

まず、断眠による変化を見るために、
・6 時間断眠させたマウス
・自由に睡眠覚醒させたマウス
・ 6 時間断眠後 3 時間自由に回復睡眠させたマウス
とで脳内変化を比較。
さらに、別の実験も行い比較したそう。

マウスを1時間、3時間、6時間と
段階的に断眠させたところ、
断眠時間に応じてある状態が
脳の中で進行していることがわかったそうです。
その状態とは?

詳しくはリンク記事でご確認ください。
リンク先の記事の下部にPDFのリンクがあり、
研究の詳細を確認することができます。


情報源: 筑波大学|お知らせ・情報|注目の研究|「眠気」の生化学的な実体に迫る ~睡眠要求を規定するリン酸化蛋白質群の同定~


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