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都道府県間の医師の流出入を過去20年にわたり全国推計 医療ガバナンス研究所 | 大学ジャーナルオンライン


医師不足と言われるようになって久しいのですが、
ある地域には医師が多く存在し、
ある地域では医師不足が深刻になっているという
不均衡な状態が続いています。

各都道府県にある医学部で医師になった人たちが
どこで勤務しているのかという
”医師移動”についての調査を行なった研究を
ご紹介します。

特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所は、
1995年から2014年の厚生労働省の公開データを分析し、
・都道府県別の医師養成数
・実働医師数
の差から見かけ上の医師の移動割合を推計。

その結果、医師勤務地選択には
最大313%の都道府県格差があることがわかったそう。
こうした流出については、地方だけに起こっている
というわけではなく、東京でも他地域へ
流出しているそうです。

流出した医師がもっとも多いのはどこの都道府県か、
また逆に流入がもっとも多いのはどこの都道府県か。

詳しくはリンク記事でご確認ください。
流入が多いからといって、人口10万人あたりの
医師数が適切な状況かというとそうではないようです。

 
特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所は、厚生労働省の公開資料などを用い、都道府県別の医師移動を推計した。その結果、医師勤務地選択には最大313%の都道府県格差があり、各地域の医学部出身者のうち石川県では68%、東京都でも13%の医師が他地域へ流出していることがわかった。

情報源: 都道府県間の医師の流出入を過去20年にわたり全国推計 医療ガバナンス研究所 | 大学ジャーナルオンライン


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