記憶が脳に蓄えられていく仕組みとして、
新しく覚えたことは一旦海馬に蓄えられ、
ある種の記憶の想起をする場合は、
最初は海馬の働きを必要としますが、
時間経過に伴い徐々にその海馬依存性が減少、
記憶の依存する脳領域が大脳皮質へと移行していきます。
その仕組みは以下のサイトが参考になると思います。
解明!記憶のメカニズム|エーザイ
http://monowasure.eisai.jp/mechanism/index.html
海馬が持つ記憶を獲得し蓄える能力は小さいにも関わらず、
脳は記憶を獲得し続けて蓄えることができます。
どのようにして脳がこの限界を超え、
海馬を通して生涯新しいことを
記憶し続けることができるのでしょうか。
富山大学の研究グループは、
ラットを用いて海馬を人為的に飽和状態にし、
記憶の回復する様子を観察しました。
ある部分の働きを阻止すると記憶の回復が
妨げられたそうです。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
脳の仕組みは謎が多いのですが、
こうして少しずつ解明されていくと
その仕組みの巧妙さに驚かされます。
情報源: 【プレスリリース】脳海馬が記憶力を保つ仕組みを世界で初めて解明 ~記憶力低下の予防に一歩前進~ | 日本の研究.com
[PR]