地図を見ているとその都市の様子がよくわかります。
日本の例で言えば、京都などの碁盤の目のように
道が区切られている場所があったり、
田園都市のように放射線状に広がるように
道路が走っていたりと様々な形があります。
そんな「道」をテーマにした、
とても面白い研究がありますのでご紹介します。
カリフォルニア大学バークレー校の博士研究員を務める
ジェフ・ボーイング氏が行なった研究は、
道路網をプログラムによって地図から抽出。
それによって、道路の向きがどれくらいの頻度で登場するのかを
図示することが可能になり、そのことによって
都市の複雑さを比較するという手法を採用しています。
具体的には、その地図から取り出した「道」の情報を
極座標上に道路の方向と頻度を示したグラフに落とし込んでいます。
実際にグラフにしてみると、それそれの都市で
道の整備状態が一目瞭然です。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
なお、この都市境界線と道路網を抽出するために利用した
Pythonパッケージ「OSMnx」は、GitHubで公開されているそうです。
カリフォルニア大学バークレー校の博士研究員を務めるジェフ・ボーイング氏が、道路網をプログラムによって地図から抽出し、道路の向きがどれくらいの頻度で登場するのかを図示することで都市の複雑さを比較する
情報源: 世界各都市の道路が向いている方角が可視化されたグラフを比べてみると何がわかるのか?
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