博物館などで、ホルマリン漬けになっている
標本を見た経験がある人は多いかもしれません。
保存された当時の状態をそのままに保存されているとはいえ、
瓶まで近づかないとよく見えないことが多いですし、
保存状態によっては少し見づらいこともあります。
また、実際に博物館にはたくさんの生物標本があるとしても
展示されているのは、その中のごく一部ということも
多いのが現実です。
もっと標本を自由に見る方法はないでしょうか。
九州大学持続可能な社会のための決断科学センターの
鹿野准教授らは、福岡県保健環境研究所、
山階鳥類研究所、三重県総合博物館、
滋賀県立琵琶湖博物館と共同で調査研究を行い、
日本産のドジョウ類全35種類について、
各標本をCTスキャンし、その3Dモデルを
オンライン公開したそうです。
どのような標本が見られるのでしょうか。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
3Dモデルへのリンクも掲載されています。
公開された3Dモデルはマウスの操作によって
拡大したり回転したり自由にできるので、
ドジョウの肌の様子を見たり、お腹や尻尾のあたりを
注意深く観察できます。
それぞれのドジョウでどのような違いがあるか
ぜひ確認してみてください。
情報源: 【プレスリリース】日本産ドジョウ類全35種類の3Dモデルをオンライン公開 -デジタル化により標本の形態を半永久的に劣化なく保存することが可能に- | 日本の研究.com
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