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野生のニホンザルはどのような腸内細菌を持っているか? | 日本の研究.com


最近、体の中に存在している膨大な数の微生物、
いわゆるマイクロバイオワームに注目が集まっています。

例えば、腸内細菌は食物の消化に関わるため、
食べ物の種類によって細菌叢の構成が
大きく変化していくことで知られています。
腸内細菌のバランスを整えるために、
乳酸菌を摂取したり、納豆を食べているという方も
いらっしゃるかもしれません。

マイクロバイオワームについての研究が進んでいますが、
いまだに解明できていない点も多い研究分野です。
特に日本人のマイクロバイオワームについての
解明の手がかりになりそうな、ニホンザルの研究を
ご紹介します。

京都大学、中部大学、学習院大学らの研究グループは、
野生のニホンザルの糞便の DNA を分析し、
どのような腸内細菌を持っているかを明らかにしました。

対象となるニホンザルは、1970 年代から餌付けなどをせず
自然な姿のままの長期生態調査がおこなわれている、
屋久島の照葉樹林に暮らす野生のニホンザル。

研究に必要な糞便サンプルについては、
排泄されて外気に触れた瞬間に、多くの腸内細菌は死に、
別の関係ない細菌が増殖してしまうため、
速やかに糞便を採取する方法の確立が必要でした。
今回とられたサンプリング方法とは?

そして、屋久島での調査を 2014 年 5 月と 7 月の
異なる時期に 2 回おこなった結果、
わかったこととは?
ニホンザルの腸内細菌叢には日本人にも多くみられる
ある微生物が多く含まれていたそうです。
その細菌とは?

詳しくはリンク記事でご確認ください。

情報源: 【プレスリリース】野生のニホンザルはどのような腸内細菌を持っているか? ―屋久島のフィールドでのマイクロバイオーム解析の挑戦― | 日本の研究.com

 


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