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早期乳児の腸管内ビフィズス菌定着に分娩直前の抗菌薬投与が影響を及ぼす | 日本の研究.com


ヒトの腸管内の「腸内フローラ(腸内細菌叢)」は、
最近研究が進んでいる分野のひとつです。
善玉菌や悪玉菌、日和見菌で構成されるとされ、
それぞれの絶妙なバランスによって
健康が保たれるとされています。

vol.146 肥満や病気に深い関係のある「腸内フローラ」の秘密|オムロン(2015年8月7日)
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/146.html

上記の記事にも書かれていますが、
母乳を飲んでいる赤ちゃんの腸内細菌の約90%
ビフィズス菌で構成されているのだそうです。

この赤ちゃんの腸内に存在するビフィズス菌と
お母さんの母乳について調査を行なった、
順天堂大学大学院医学研究科の研究グループと、
アサヒグループホールディングス株式会社との
共同研究をご紹介します。

2016年1月〜10月までの10ヶ月間、
岩手県立磐井病院の1ヶ月時健診を受診した、
健常な日本人乳児33名の糞便を収集。
33名のうち、19名は分娩直前の母体に
点滴による抗菌薬の投与が行われ、
14名は抗菌薬の投与はなかったそうです。

各乳児における腸内フローラを構成する
菌の多様性(種類の違い、菌数の違い)や、
各菌種の占有率についてを分析。

抗菌薬の投与があったグループと
なかったグループではどのような違いが
認められたでしょうか。

詳しくはリンク記事でご確認ください。


情報源: 【プレスリリース】早期乳児の腸管内ビフィズス菌定着に分娩直前の抗菌薬投与が影響を及ぼす~抗菌薬使用により乳児腸管内のビフィズス菌の割合が低下~ | 日本の研究.com


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