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他者のための意思決定は自己のための意思決定とは異なる脳活動に基づく | 日本の研究.com


自分ですべて意思決定できる状況にあるわけではなく、
本人が認知症であったり、突然の深刻な病などで
自分で意思決定ができないときに、
家族などの他者が意思決定を迫られることがあります。

自分が意思決定を行う場合と、
他者のために意思決定するときとでは
どのような違いがあるのでしょうか。

順天堂大学医学部生理学第一講座の小川昭利助教、
東京大学大学院人文社会系研究科の亀田達也教授らの
共同研究グループが行った実験をご紹介します。

研究方法は、くじ箱選択課題を行うというもの。
実験参加者は、2つのくじ箱から1つを選択。
くじ箱には高中低の3つの金額が示されていて、
それぞれ等確率(1/3)で当たります。
右の箱は、最低額が510円、最高額が2,850円。
左の箱は、最低額が720円、最高額が1,800円。
この課題をひとりあたり、
自己のためと他者のために36回ずつ行いました。

行動実験に参加したのは60名(女性26名と男性34名)と
fMRI4実験による眼球運動計測を24名
(女性10名と男性14名)で実施。

fMRI実験で脳活動を計測し、両実験の選択内容と
どちらの選択肢に注目していたのかを計測し、
共感的関心を質問紙により調べたそうです。

自分のために決定することと、
他者のために決定することにどのような違いが
見られたでしょうか。
共感的関心との関係は? 

詳しくはリンク記事でご確認ください。


情報源: 【プレスリリース】他者のための意思決定は自己のための意思決定とは異なる脳活動に基づく ~意思決定を受ける側への共感との関係を明らかに~ | 日本の研究.com


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