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中学校理科の遺伝分野で扱われる「優性」「劣性」の認識調査を実施 | 日本の研究.com


中学生の頃、理科の授業で学んだ「遺伝」の話題です。
当時は「優性」「劣性」という用語を使って、
エンドウの豆のシワがあるものとないものの遺伝が
どのように発生しているかなどを勉強した記憶があります。

昨年(2017年)に日本遺伝学会が
長年使ってきた「優性」や「劣性」との用語を使わず
言い換えることを決めたのだそうです。
その言い換えとして、
優性を「顕性(けんせい)」
劣性を「潜性(せんせい)」
としたのだそうです。

「優性」「劣性」用語使わず 日本遺伝学会が言い換え|日本経済新聞(2017/9/15 21:04)
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG15H7R_V10C17A9CR8000/

白鴎大学教育学部の山野井准教授の研究室は、
日本遺伝学会が「顕性」「潜性」に改めると
提案したことを機に、どのくらいの中学生が
授業を通して誤った概念を有しているのか
について調査を実施したという記事をご紹介します。

遺伝の学習を終えた中学3年生113人を対象に、
質問紙を用いて調査。

さらに今回の研究では、生存に適さない
優性形質を授業の題材とすることで、
生徒の誤った概念を改善できるかどうかの実験も
行われています。
その題材は緑だけでなくピンクの個体もいるキリギリス。

その実験の結果、子どもたちが見せた反応とは?

詳しくはリンク記事でご確認ください。


情報源: 【プレスリリース】中学校理科の遺伝分野で扱われる「優性」「劣性」の認識調査を実施 | 日本の研究.com


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