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オランウータンも人間と同じように過去の出来事を伝えることができるかもしれない|GIGAZINE

ヒトは言葉によって情報を伝達を行います。
「今、目の前にあるもの」だけではなく、
「過去に起こったできごと」「将来起こること」
などについて相手に伝えてやりとりができます。

こうした言葉を使ったやりとりを
「displaced reference(置換された言及)」
と呼ぶそうです。

イギリスのセント・アンドルーズ大学の研究チームが
インドネシアのスマトラ島の熱帯雨林で
野生のオランウータンのメス7頭を対象として、
「捕食者であるスマトラトラとの出会い」
をシミュレーションしたとのこと。

実験ではスマトラトラに変装した研究者が
オランウータンの目の前の地面を歩き回り、
その際にオランウータンがどのような声を発するのかを
調査したそうです。

その結果、わかったこととは?

詳しくはリンク記事でご確認ください。


オランウータンが「過去の出来事を他の個体に伝達する」ことができるかもしれないと、イギリスのセント・アンドルーズ大学の研究チームが主張しています。「現在のことではない、過去や未来の出来事についての伝達」はヒトの繁栄に大きな役割を果たしており、オランウータンが過去や未来の出来事を伝えることができるとすれば、オランウータンを調査することで「ヒトの言語がどのように進化してきたのか」を解明する手がかりが得られる可能性があるとのことです。

情報源: オランウータンも人間と同じように過去の出来事を伝えることができるかもしれない

 

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