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先週、第8回教育ITソリューションEXPO@東京ビッグサイトに取材に行き、
「大人が学習で活用できるもの」をテーマに展示を見学しました。
※上記のバナーをクリックすると、
教育ITソリューションEXPOのウェブページに飛びます。
展示会の概要は、
【レポート】第8回教育ITソリューションEXPO(リンク)
https://andla.jp/wp/?p=1217
その会場で、いくつか見つけてきた面白そうなもの、
役立ちそうなものをご紹介します。
今回ご紹介するのは、
SONY MESH
です。
今回の展示会では、
「学びNEXT」という展示エリアが設けられていました。
「学びNEXT」では、未来の教育で必要と考えられる
様々なサービスの展示が行われていました。
その中でも、最も注目されていたのが、
プログラミング教育関係
です。
学びNEXTのエリア では、
主に初等教育におけるプログラミング教育を想定して、
プログラミング言語の知識を必要としないサービスが多く出展されていました。
電子回路やロボットなどのサービスが並ぶ中、
他とは少し違ったサービスとして気になったのが
SONY MESHです。
MESH(メッシュ)は小さな便利を形にできるソニーの新規事業創出プログラムから生まれた新しいツール。さまざまな機能を持ったブロック形状の無線でつながる電子タグをアプリでつなげて、あなたの「あったらいいな」を実現。難しいプログラミングや電子回路、IoTの知識はいりません。
情報源: MESH:小さな便利を形にできる、ブロック形状の電子タグ|ソニー
展示会では、子どもたちのプログラミング教育を
目的として開発された商品がほとんど。
しかし、このMESHについては基本的な立ち位置が異なるといいますか、
このツールは実際の生活の中で使うことを想定しています。
つまり、プログラミング教育専用のツールというわけではなく、
「プログラミング教育にも使えます」という点がポイント。
実際の生活で使うことに力点を置いていることに、
とても共感できました。
IoT(モノ・コトのインターネット化)という言葉を
最近ニュースなどでも耳にすることが多いと思いますが、
それを身近に捉えることができるようになるツールなのかもしれません。
MESHは、まず最初に大人に食いついて ほしい”ツールです。
実際に使っている様子を見て、子どもたちも興味を示す。
皆でどんなことに使うと毎日生活が便利になるかということを思って、
組み合わせを考えてみると楽しそうです。
その作業の過程で、プログラミングの概念を理解し 、
さらに高度なプログラミングへと
興味が移行できればもっとよいですね!
「プログラミングはちょっと・・・(^^;)」という
抵抗感がある方でも、シンプルなタグ構成と
電子タグのデザインのよさもあって、
取り組みやすいと思いました 。
MESHは電子タグという概念を持つツールです。
ホームページの7つのタグに関する説明にもあるように 、
・人感タグ(Motion):人の動きを検知
・明るさタグ(Brightness):明るさの変化を検知
・動きタグ(Move):動きを検知
・温度・湿度タグ:温湿度の変化を検知
・LEDタグ:LED部がいろいろな色に光る、点滅する
・ボタンタグ:ボタンスイッチ
・GPIOタグ(電子工作の無線化や、できることを拡張):デジタル出入力機能、アナログ入力、PWM出力、電源出力(電源をオンオフ)することが可能
MESHのホームページにも記載してあるように、
プログラミングや電子工作の知識は必要ありません。
実際に展示会でも操作してみましたが、
その場で簡単に好みの動作を作り出すことができます。
例えば、
・人感タグ+LEDタグ=人が通ったらLEDタグが光る
のように、タグどうしを組み合わせることもできれば、
GPIOタグを利用して、他の出力機器や電子工作とつなげることもできます。
この組み合わせを、MESHではレシピと呼び、
ホームページ上でも様々なレシピを公開しています。
●SONY MESHレシピ集
https://recipe.meshprj.com/jp/
また、MESHが便利だなと思うのは、
スマートフォンにアプリをダウンロードし、
そのアプリ上で感覚的にMESHを組み合わせる操作ができるという点です。
具体的な操作の様子は、以下のアプリ紹介ページでご覧いただけます。
●SONY MESH APP(アプリ)
https://meshprj.com/jp/products/app/index.html
お持ちの端末で、このアプリが使用できるかどうかは、
以下のページでご確認ください。
●MESHサポートサイト
https://support.meshprj.com/hc/ja
大人がプログラミングの概念を理解するエントランスとしても
とてもよいツールだなと思いました。
電子タグ1つの金額が少し高い感じもしますが、
少しずつ買いそろえていくのも楽しいかもしれません。
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この週末は真夏を思わせる暑さでした。こんな時、人がいる部屋の温度が28度を超えたらエアコンが自動でオンなんていう組み合わせがあるとよいのかも(笑)
以上、SONYのMESHをご紹介しました。
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